XMには3タイプの口座があり、その中でもZERO口座はちょっと特殊。
手数料やボーナスの有無でとっつきにくく感じている方もいるかもしれません。
しかし、実はZERO口座は使いようによってはとても有益な口座タイプなのです。
XMの口座をまだ持っていない方も、すでにスタンダードなど他のタイプでトレードしている方にもおすすめなのでぜひ最後まで読んでみてください!
XMゼロ口座(ZERO口座)の特徴
スプレッドが極狭
ゼロ口座の名前通り、スプレッドが極端に狭いです。
公式サイトにも記載されていますが、主要通貨ペアではスプレッドが0なこともあります。
取引のたびに手数料が必要
スプレッドとは別に手数料が必要なのですが、スタンダード口座をはじめ国内のFX会社も手数料不要なことが多いのでここがネックになるかもしれません。
公式サイトをよく読んでみてもイマイチ分かりにくい手数料については、ここでたっぷり解説していこうと思います。
まず理解しておかなければいけないのはゼロ口座の取引手数料は「10万通貨につき片道5ドル」ではないということ。
公式サイトに5ドルと書いてあるので10万通貨ごとに5ドルで、今のドル円のレートをかければ円に換算できると思われそうですが、実はこれは正確ではありません。
正しくは
「1lotにつき基軸通貨10通貨」です。
※片道5通貨=往復10通貨
基軸通貨とは取引通貨ペアの左側の通貨。
反対に右側の通貨は決済通貨と言います。
簡単にまとめると、基軸通貨が基準になるので
◼️USDJPY 1lotの手数料 : 1ドル110円のとき1110円
◼️GBPJPY 1lotの手数料 : 1ポンド140円のとき1400円
このように基軸通貨によって手数料が変わるということです。
※基軸通貨が同じであれば手数料も同じなので、GBPJPYでもGBPUSDでも手数料は同じになります。
【手数料徴収のタイミング】
MT4:決済注文時に往復分一括徴収
手数料レートはエントリー注文時に確定
MT5:エントリー注文時、決済注文時それぞれで徴収
手数料レートもそれぞれの注文時に確定
※MT5はエントリー時と決済時で手数料が変動することになります。
取引手数料は経費申告ができる
取引手数料は確定申告時に利益を得るために必要な経費として計上することができます。
MT4もMT5も取引明細を印刷できますのでぜひ活用しましょう。
最大レバレッジが500倍
ZERO口座のレバレッジは最大500倍。
他の口座タイプは最大888倍ですので資金管理の点で注意が必要です。
最低入金額は10000円
他の口座タイプは500円からです。
口座開設ボーナスの3000円のみでトレードすることもできますが、取引手数料がかかるZERO口座の場合あまり現実的ではないように思います。
ZERO口座を開設する場合に限っては最初から1万円以上入金してから始めることをお勧めします。
入金ボーナス・ロイヤリティプログラムは対象外
XMには口座開設ボーナス・入金ボーナス・ロイヤリティプログラムの3つのボーナスがありますが、ZERO口座が対象になるのは口座開設ボーナスのみ。
スタンダード口座を開設し、入金ボーナスを受け取った口座からZERO口座に資金を移動させると、移動金額に応じてボーナスが消滅します!!
ZERO口座に向いてるトレーダーとは
少額からの取引でなくても大丈夫な人
初めてのFX取引だったり、XMでの取引を体感したいだけ、という方は少額もしくは口座開設ボーナスのみで始めてみたいという方もいると思います。
しかしZERO口座は1万円以上・別途取引手数料が必要など条件的に難しいです。
コスパ重視な人
スタンダード口座のスプレッドはUSDJPYの場合で平均1.6pips。
ZERO口座は取引手数料をpips換算するとスプレッドと合計しても1.1pipsです。
しかもそのうち1pip分は経費計上できます。
コスパ重視派は断然ZERO口座がおすすめです。
複数の口座タイプを使い分けるのもあり
今までの内容から
・コスパがいい!
・経費計上できる!
・ボーナスがたくさんもらえる!
・少額からスタートできる!
ということがわかったと思います。
これらの特徴を理解した上で両方をうまく使い分けていくと一層便利になると思います。
スイングトレードはスタンダード口座、スキャルピングはZERO口座、などご自身に合った方法でぜひ挑戦してみてください。
まとめ
XMのZERO口座はレンジ相場など細かい利益を繰り返し取りたい時にとても便利なのですが、なんとなく難しそうで先延ばしになってしまいがちな方も多いのではないかと思って記事にしてみました。
XMで最初に開設する口座タイプとしては少しハードルが高そうですが、トレードに慣れてきた方はぜひ活用してみてくださいね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!