XMでは口座保有者を対象に、1日2回取引シグナル配信を行っています。
もちろん無料で、全て日本語です。
取引シグナルにはエントリーポイントから利確・損切りポイントはもちろん、相場の見立ても詳しく書いてくれているので、まだFXを始めたばかりで手法が定まっていない方にも参考になると思います。
ただ、そのまま真似すれば必ず利益が出る、というものではなく、あくまで投資は自己責任なので慎重にエントリーしましょう。
では、どのように利用するのがいいのでしょうか。
今回はXMの取引シグナルの概要と、配信ページの確認方法などを紹介したいと思います。
XMの取引シグナルとは
XMの取引シグナルとはどんなものなのか、おおまかな概要はこちらです。
1日2回配信/16:00〜16:30と22:00〜22:30(夏時間)
※冬は1時間遅れ
ドル円
ユーロ円
ポンド円
ユーロドル
ポンドドル
オーストラリアドル(豪ドル)
金(GOLD)
原油(OIL)
ダウ平均(US30)
日経平均(NIKKEI・JP225) の10種類
名前:Avramis Despotis(アブラミス・デスポティス)
英国テクニカルアナリスト協会公認のテクニカルアナリストで投資経験は20年以上のベテラン。
2万人以上の投資家を育ててきた、プロを育てるプロ。
◼️チャート分析データ(前回終値・最高値/安値・値動平均など)
◼️シグナル(60分足・4時間足・日足のトレンド方向・レジサポライン・エントリー/利確/損切りポイント)
◼️取引の確率(期待度の高さ)
◼️コメント(相場をどのようにみているか)
これらの情報をすべて無料で見ることができます。
情報量も質も無料とは思えないほど充実した内容になっています。
取引シグナルの表示方法
マイアカウントにログインする
XMのシグナル配信ページは公式サイトでログインすれば表示されます。
「取引ツール」→「取引シグナル」へと進む
ログインできたら右上のほうにある《取引ツール》をクリックします。(①)
次にツールの下にある《取引シグナル》をクリックするだけ!(②)
見たい配信の日付・配信時間・銘柄を選択してダウンロードする
①日付を選択する
最初の状態では当日が指定されています。
過去のものも選択すれば見ることができます。
②配信時間を選択する
モーニングコール(16:00〜16:30)orアフタヌーンコール(22:00〜22:30)のどちらかを選択します。
③銘柄を選択する
参照したい銘柄の横にある「ダウンロード」をクリックすれば配信内容を見ることができるようになります。データはPDFでダウンロードされます。
配信時間にアクセスしても情報を見ることができない場合もある!
実はXMの取引シグナルは開始時間ぴったりに配信されるわけではありません。
感覚的には15〜20分の間が多い印象ですが、あくまで配信時間に指定されている30分間のうちに更新しますよ、という感じです。
※さらに遅れて17時くらいに更新されたこともあったので気長に待つのがよさそうです。この後に出てきますが、シグナルの内容は短くても向こう3日間を目安にしたもので、スキャルピングを対象にしたものではないので、少しくらい遅れても内容に影響は少ないと思います。
XM取引シグナルの読み方
ダウンロードしたPDFを開くとこのようなデータを見ることができます。
①銘柄
選択した銘柄と合っているか確認しましょう。
②データ一覧
最高値・最安値・平均値・変化率などの具体的な数字が一覧になっています。
③チャート
チャートはオリジナルのインジケータが使われています。
④分析結果
画像では見切れていますが、60分足(今後3日間)・4時間足(今後3週間)・日足(今後3ヶ月)の3パターンのシグナルが表記されます。
分析結果には何が書かれているか
◼️ トレンド&状態
相場の流れと売り買いの強度が書かれています。この画像では60分足のトレンド&状態の箇所に「売られ過ぎ2」とありますが、これは売られ過ぎ1よりもさらに売りが強いことを示しています。
↑:強い上昇
↗︎:上昇
R :レンジ
—:中立
↘︎:下降
↓:強い下降
◼️ サポート&レジスタンス
3つのレジサポラインの具体的な数値が書かれています。取引シグナルのチャート内にも同じラインが引かれています。反発やブレイクの参考にします。
◼️ コメント
アブラミスさんがどのようにチャートを分析したかが書かれています。FXを始めたばかりだと少し難しいかもしれません。普段から裁量でトレードしている方なら難なく理解できると思います。プロがどのように相場を判断しているかを知ることができます。
◼️ ポジション&取引の確率
売りと買い、どちらのポジションを持つべきで、その確率はどのくらいあるのかが書かれています。過去の経験からですが、個人的には確率は「高い」「非常に高い」以外はやめておいたほうがいいのではないかと思っています。
ポジション欄には「売り」「買い」も「ショート」「ロング」も書かれます。上がる、下がるという意味で両者は同じですが、ここでは
「売り」「買い」 ➡︎ ノーポジション、エントリーポイント到達待ち
「ショート」「ロング」➡︎すでにエントリーポイントに到達、ポジションを持っている状態
という違いがあります。
◼️ エントリー、利益確定&損切りレベル
どこでエントリーして、どこで利益を確定し、損切りはどこなのか全てが書かれています。XMのスプレットも考慮されています。このままIFO注文で放置すれば利益を取れることもありますが、それではトレードスキルは全く伸びないのであくまで参考にするのがいいと思います。
利益確定1と利益確定2がありますが、これはXMの取引シグナルの特徴でエントリー後、利益確定1でポジションの半分を決済し、その後残った半分で利益確定2まで狙っていくという手法を取っています。
2つポジションをたててもいいですし、リスクを考慮してまずは利益確定1を狙うというのもありだと思います。
※どちらにせよ損切りの設定は忘れずに・・!!
XM取引シグナルを利用・参考にするときの注意点
1日2回しか更新されないため、急な変化に対応できない
当たり前といえば当たり前ですが、昨日の夜はショートと書いていたのに翌日の夕方にはすっかり決済されていて、買いと書かれていることもあります。大きなニュースなどで相場の流れが変わったら、自分の裁量でポジションを調整する必要があります。
ある程度メンタルの強度が試される
ゆったりと余裕のあるシグナルが多いので、いい感じに利益を伸ばしている途中で大きく戻されることもあります。そこで「利益が減っていく・・・!」と焦って利益確定すると本来得られたであろう利益より少なくなります。100pips以上を狙っていくときもあるのである程度の反発は覚悟しておくといいと思います。
投資は自己責任!!!
もう耳タコだと思いますが、それでも念押しです。配信シグナル通りにトレードすると楽です。損失が出ても「きっと次は大丈夫でしょ」と気楽にエントリーできます。待ってるだけなので気持ちに余裕があります。でも同じ大きさのポジションでも自己裁量でエントリーするときは不安になるから不思議です。メンタルにも負荷がかかります。含み益は早く決済したくなり、含み損は損切りタイミングを遅らせます。でもそうやって練習しないと上手くなりません。将来は取引シグナルなんて不要になるように、プロの相場観を上手く盗みましょう!
まとめ
今回は取引シグナルについていろいろ書いてみました。
十分な情報を無料で見ることができる上に勝率も高いので、私もよく参考にさせてもらっています。XMの口座を持っている人でも取引シグナルの存在を知らないという方も意外と多いようですが、相場の読み方・利益確定&損切りポイントの決め方を勉強するにはとても心強いサービスだと思いますので、まだ利用したことがない方は是非シグナルをダウンロードしてみてくださいね!
そして、口座開設をしていない方もXMの取引シグナルに興味を持ったなら少額(数円)からでも始められるのでぜひ、検討してみてください!